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■■社会保険労務士山北事務所■■■■■■■■■■■■■■■■■■
社労士だより「運鈍根」 再開14号 2006年7月24日
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1.現場力=(作業手順書+職人技)×継続!
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1.現場力=(作業手順書+職人技)×継続!
製造業には、作業手順書があり、飲食店など接客が多い仕事は、接客マニュアルがあります。作業手順書にしても接客マニュアルにしても、作業を文書化したもので、最初はそれに従って仕事を行なうよう指導していきます。
ただし、それはその時点で守らなければならない最低限の事柄であり、それだけを守っている限りでは、それ以上の仕事はいつまで経ってもできません。
どんな仕事でも作業手順書などのマニュアル通りにしながらも、より良い改善ができないか、もっと良い方法はないか、考えながらすることが大切です。それができていない場合には、上司がその事を指導していかなければなりません。そして、より良い改善策があれば、その事をつけ加えていくことが重要です。
ただし、つけ加えることによって、新しい問題が発生しないか、注意する必要があります。
ここで、問題なのは文書化できない事柄です。特に、製造業において、どのタイミングでその作業をやめたらよいのか等、その作業者の長年培ってきた勘に頼っている職人技と言われるものです。また、職人技は、予測できないことが起きた場合にも対処できる力があります。これは、それまでに経験してきた事柄や失敗の積み重ねがあるからこそ生まれる力です。
これが、一番伝えなければならないことなのです。やはり、手取り足取り時間をかけて教えていくしかないでしょう。
今、大手製造業では、職人と言われる人の技能や技術を後輩にどうやって伝えていけばよいのか、会社全体で取組んでいます。定年延長制度の法制化で、65歳まで働ける仕組みになったとは言え、数年先には団塊の世代の方々も65歳を迎え大量に退職していき、この数年が勝負と見ているからです。
中小零細の製造業に至っては、作業手順書すらないことが多いです。
担当者がいない、継続してできない、文字を書くという習慣がない等、色々な理由があります。しかし、作業手順書は守らなければならない最低限のルールをまとめたものですから、それを作ることによって、現場のムリ、ムラ、ムダが見えてくるはずです。中小零細企業こそ作業手順書を作る必要があるのです。今から文書化できるものはしていき、文書化できない職人技はどうすれば良いか、会社全体で考えていくことが必要です。
余談ですが、他にも文書化できないものがあります。それは、社長の仕事です。何故なら、マニュアルにない予測できない事柄に対処していく事をしなければならないからです。
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