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社労士だより「運鈍根」 再開39号 2008年8月4日
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○○ INDEX ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
1.セミナー講師を終えて
2.段取り8分仕事2分
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1.セミナー講師を終えて

平成20年7月29日(火)に大阪府工業協会主催による「職場の安全衛生とヒューマンエラー対策」セミナーの講師を務めました。セミナーは、「工場総務基礎コース」と称して、全7回シリーズの第1回目でした。会社として職場の安全衛生対策にどう取り組めばよいか、また、うっかり等による作業ミスをどう防ぐか、について話しました。ここで、簡単なカリキュラムをご紹介します。

研修カリキュラム(13:30〜17:00)
【1】工場の安全管理で行うべきこと
【2】労働災害を防止するための着眼点
【3】ヒューマンエラー対策
【ビデオ学習】
労働災害と作業ミスを防ぐ適切作業指示
〜第一線監督者による作業指示のポイント〜

セミナー講師の仕事は、自分の仕事を通じて得た知識や経験を改めてまとめ、そして、わかりやすく説明するには、どうすればよいか、一つ一つの話をどう関連付けるか、考えなければならないことが、自分にとって非常にプラスになります。

ここで、今回の参加者の声をご紹介します。

○研修内容で参考になった点
@安全衛生の裏にひそんでいる部分が見えてきた。
A不安全行動と不安全状態との関連。
Bヒューマンエラーについて。
C教育と訓練の違い。
D5W1Hでの作業指示。

○今後の研修に望む点
@他社の事例紹介

参加者は、他社はどうしているのか、気になるようです。私の仕事は、守秘義務の関係で、中々事例を詳細に話すことはできません。今回は、時間等の関係で参加者同士の情報交換を設けませんでしたが、次回からは、その機会を設けることで少しでも他社の情報を知りえるようにしたいと思います。

次回は、8月28日(木)に「労働災害における企業の責任」と題したセミナー講師を務めます。

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2.段取り8分仕事2分

 
昔から段取り8分仕事2分と言います。新人職人さんが、先輩から最初に教えられる言葉でもあるようです。セミナー講師も同じです。構想からカリキュラムの項目を決め、レジメを作ります。そして、どんな話を間に盛り込んでいくか、事前にイメージが出来れば、ほぼ完成です。

あなたの会社は、その段取りが出来ていますか。生産日程は、決まっていても、その事前準備は、どこまで出来ていますか。

こんなデータがあります。ある会社で、けがをした200人に対する調査を行ったところ、正しい仕事の仕方を知っていた人は33%で、知らなかった人は67%という結果でした。あなたの会社の社員がこんな状態だったら、段取りどころではありません。たとえ、けがをしなくても、作業ミスによる不良の大量発生が頭に浮かんできます。今一度、作業手順がわかっているか、確認してみてください。

また、こんな問題を社員にさせてみてください。
「丸4つを書いて、右半分を黒く塗ってください。」という内容のものです。さて、その結果はいかに。