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社労士だより「運鈍根」 再開5号 2006年1月11日
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1.感情にスイッチを入れよう!
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1.感情にスイッチを入れよう!

国語辞典で調べると「感情」とは「物事に感じて動く心」とあります。
例えば、異性を見て「いいなあ」と感じて、心がときめくのは、その人に対する好意という感情の表れです。また、服を見に行って、気に入った服を買う時は、購買という感情を行動に移した表れです。

  他の例として、皆さんは、新聞の折り込みチラシを見られますか?
ぱらぱらとめくって、興味を引いたチラシは、見られると思います。その時は、そのチラシを見たいという感情が働いた結果です。 しかし、興味がないものは、すぐにたたんでしまうでしょう。見たいという感情が働かなかったからです。

 このように人が何かする時は、その人の感情に初めてスイッチが入って心が動くときです。

これは、仕事でも同じことが言えるでしょう。
社長や幹部社員が、いくら顧客満足とか新規開拓とか叫んでも思うような結果が出ないことがあります。それは、社員さんの顧客満足とか新規開拓をしようとする感情にスイッチが入っていないからです。スイッチが入っていないから行動にもその気持ちが入っていないので、結果が思わしくならないのです。

この感情のスイッチは、次の特徴があります。
1.その状況によって切れてしまう場合があります。ヤル気がなくなった、というやつです。また、目標を達成した時にも一時的に切れます。
2.また、スイッチである以上、ボリュームがあります。このボリュームの大きさが、その人の行動力の大きさを表します。
   ここで、気をつけなければならない点があります。行動力はあるが、結果に 結びつかない時は、その方法が間違っているかもしれないということです。こういう場合は、その方法を再確認する必要があります。PDCAのCに当ります。

 社員さんの感情にスイッチが入らない原因は、会社によって違うはずです。会社ではなくその人の個人的な事情によることもありえます。何故なのか、その原因を探ることが大事です。人事制度や賃金制度を作ることも必要でしょう。しかし、どんな立派なものを作っても、社員さんにそっぽを向かれていては、なんの意味もありません。会社を変えていこうとして、新しい事を始める前に社員さんの感情にスイッチを入れることを先にしないと、笛吹けど踊らずになってしまいます。

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