| ごあいさつ
当事務所は、製造業に特化した社会保険労務士事務所です。
製造業に特化した理由は、私が社会保険労務士の仕事を始める前に、約20年電子部品の会社に勤めていたことに関係があります。
電子部品の会社では、一貫して製造技術や品質関係の仕事に携わっていました。
その現場では、日々の作業に追われる毎日で、作業の改善を継続的に行なう状況にはありませんでした。そして、作業手順書なども決まった様式はなく、独自で作ったものを使うか、口頭での作業指示で終わっていました。
そのせいか、プレスで指をケガした後輩がいました。幸い、軽傷ですんだので、大事には至りませんでした。
不良についても、なにか不具合が大量に発生してから対処していた状態で、その場しのぎの対策で終わっていたように思います。
今から考えると、安全への意識は薄く作業の効率も悪く、かなり利益を棄てていたと思います。
このような経験から、作業手順を見直して、安全で効率的な作業に改善できれば、「ムラ、ムダ、ムリがなくなり、その分は利益になる」と考えます。
中小製造業の会社に行なったアンケートでも作業手順書や安全に対する興味はあるものの、その場しのぎの対策であったり、その教育を行なう人がいないのが中小企業の現状です。私が勤めていた時と変っていません。
中小の製造業こそ、一定の様式の作業手順書を作ることを足がかりにして、安全や作業の効率を考えていくことが必要です。
そして、継続して行なっていくことが、会社の発展につながる1つの要因と考えます。
このように、製造業に特化していくため、作業手順書の作成も講義に含まれていた中小企業安全衛生指導員の講習を昨年(平成17年)受けました。
中小企業安全衛生指導員とは、工業団地など、集団の安全衛生教育や安全衛生活動を指導する人のことを言います。
社会保険労務士は、主に中小企業の労働社会保険の手続きを始め、労務についての相談・指導をすることが仕事です。この業務も行ないながら、作業手順書の作成から現場の安全衛生についての相談、指導を行なうことが、より一層会社とその従業員のお役に立てる、と考えています。
小さな会社は、重大な労災事故が起きればその補償で倒産してしまうことも珍しくありません。そうならないためにも、安全衛生の必要性を訴えていきたい、と思っています。
そして、自分の提案によって、会社が発展していくことが、私の生きがいであり、喜びです。
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